いいところ

前回不満な点を書いたので、今回は使ってみて良いと思った点を書こうと思う。
まずはやはりWidgetsの存在。これこそ他のブラウザにはないOperaの特徴の1つとなっている。Operaにとってはまだ新参の機能かもしれないが、大きな機能の1つには違いない。
2つ目はデフォルトで備わっている機能の豊富さ。Firefox拡張機能を入れないと便利なブラウザとは言えないのに対し、Operaには十分すぎる機能が詰め込まれてある。そしてその豊富な機能にも関わらず動作が軽い。これはaddonで機能を管理しているFirefoxには真似の出来ないメリットだろう。
3つ目は2つ目とかぶる部分もあるが、便利な機能(快適なブラウジング)を利用できること。例えばスピードダイヤルと同様な機能はFirefox拡張機能にもあるかもしれないが、Operaで使ってみて初めて便利さが分かった。そういった「使って分かる便利な機能」をOperaは推進してくれる。初めから用意されていることと追加で実装できることでは価値が違う。
4つ目はオシャレなこと。正直なところ以前試してみたOpera9.2のデザインはあまり好きではなかった。だが今回10αや9.63を試してみて、まずデザインが気に入った。もちろんスキンやテーマを変更すれば他のブラウザも見た目を変更できる。しかし一番大事なのはデフォルトのスキンであり、それでブラウザの印象が決まると思っている。
まとめると、使ってて気持ちがよく、そして今までより快適なブラウジングができるかもしれない、というところでOperaを使っている。一部Firefoxで使っていた拡張機能が使えなくなって不便なことも確かではあるが。

書いてみるものだ

ロクに設定も確認せず不満とか書いた自分がイヤだ。でも同じように思っている人がいるかもしれないから残しておこう。『聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥』と言うし。しかしこの場合は聞かなくても恥ではないし、残しておいたら一時の恥ではなくなる。まぁ細かいことは気にしない。

不満なところ

Operaを使い始めて2週間程度。基本的に使いにくいということはないんだけど、不満なところがないわけでもない。これを書くことで誰かの役に立つということはあまりないかもしれないが、優しい人が解決方法を教えてくれることを願って書いてみる。おそらくどこぞの設定を変更することで可能なことが多いんだろうけど…。

  • 検索バーやアドレスバーから移動する場合、新規タブで開かない
  • ブックマークを新規タブで開けない(通常は現在のタブで開いていいんだけど)
  • AmazonのJSが一部効いてない
  • Firefox拡張機能が使えない(当たり前)
  • 閉じたタブの復元がマウスジェスチャー以外ではわからない

Firefox拡張はともかく、ブラウザ上での設定変更があまりできないこと、コンテキストメニューからの操作がイマイチ、といった点が不満。サイトの表示がおかしくなったり、JavaScriptが効かなかったりするのはブラウザのシェアから考えて仕方がない。
不満があっても使うのはイイところもあるから。メリットを重視するか、デメリットを重視するかが大事なところ。
※追記
やはり設定から出来た模様。教えていただきありがとうございます。

ネタ探し

ヒマな時間があればWidgetsでできる何かを考えていることが多い。特にこれといって思いつかないことがほとんどだけど。その中で浮かんできたアイデアは2つ。
1つ目は日付に○をつけることができるだけのカレンダー。例えば毎日しようと思っていること(筋トレやウォーキングなど)があったとして、それを実行できたら○をつけるといった使い方。連続日数を数える機能を付けたりしてヤル気の持続を助けたり。
2つ目はブログエディタ。FirefoxにはScribeFireというブログエディタを実装するaddonがあり、個人的にこれを使っていたので、Operaにブログエディタの機能がないのが少々不満だったりする。ScribeFireみたいな高機能なものとまでは言わないが、簡単に投稿できるWidgetがあったら嬉しいかもしれない。
こうやって書いておくことで、誰かが読んで作ってくれることを期待してみたり。カレンダーのほうは自分でもがんばって作ってみるつもりではあるけども…。

さっそく作ってみた

Opera Widgetsのいいところは、やはり開発が簡単だというところにある。HTMLさえ書ければ簡単なものはできるからだ。

今回作ったのはWebランチャー。何てことはない、自分がよく利用するサイトへのリンクをボタンとして並べただけのもの。これこそJavaScriptCSSも使っておらず、ただただaタグとimgタグを羅列しただけである。
非常にシンプルなWidgetだが、私の中では他のWidgetsより有用である。ここから進めるとすれば、CSSJavaScriptを使って効果を付けたり、タブを使ってグループ化したりといった発展が考えられる。Opera Widgets公式に載せて共有するなら、ボタンやリンク先のカスタマイズができるようにしなければならないだろう。
なお、今回ランチャー用ボタンとしてAlbook extended 811 png by StopDreaming on DeviantArtを利用させてもらった。モノクロでありながら非常にキレイなアイコンで、しかも種類が非常に豊富である。このような素晴らしい素材をFreeで提供している作者に感謝。

Widgetsの目的

そもそも一番問題なのが、Widgetsを使って何をするかということ。
ウィジェットだガジェットだと言われてはいるけど、イマイチ普及しきれていないのはイイ利用方法がないからだと思う。実際、私自身もGoogleデスクトップのサイドバー機能を使ってみようと思ったことはあるが、これといって惹かれるガジェットもなく使うことは全くなかった。それは「ガジェットを使ってコレがしたい!」という目的がなかったことが主な原因だったのではないか。
なのでOpera Widgetsを使用していくにあたって、「何ができるのか、何があったら便利なのか」を考えていきたい。目的と手段の順番が逆な気がしないでもないが、現状では利用する目的があまり見つからないからしょうがない。キラーアプリがない以上、やはり自分で見つけるしかないのだ。

Opera Widgets

OperaIEFirefoxと決定的に差が出る機能の1つがWidgetsの存在。
もちろんWidgets自体はGoogleデスクトップで使っていたり、むしろMacVistaでは標準装備に近いので珍しいものでもない。
しかしHTML(とそれに付随するCSSJavaScript)だけで作成できるOpera Widgetsは、もっともっとPushされてもいいものだと思う。
言うなればWeb作成できる人だれもがWidgetsの作者となれるわけだし。


というわけでOpera推進のためにWidgetsの使い道とか作成したものを公開していこうかな。